「池花の家#2」基礎コンクリート打設に立ち会いました
「池花の家#2」の基礎部分のコンクリート打設に立ち会いました。
この家は木造の平屋建てす。一般の2階建てよりも基礎の面積が広くなります。
その基礎のコンクリートの流し込みをする(打設といいます)前に、その流し込み部分の型枠、鉄筋の状況、上部の土台や柱を止めるアンカーボルトの設置状況、ごみなどが無いか、等々を確認します。
そして、先日このブログでも記事にした「東船橋の家」と同様に、生コンクリートの抜き取り試験をして、コンクリートの指定配合に合っているか確認し、合格を判断して打設許可しました。
この現場では、10日前に住宅の瑕疵担保保険に基づく第三者検査機関が配筋検査をして合格になったと工務店から報告を受けていました。
しかしながら、その後に当事務所で配筋検査を実施し、指摘事項が多数あり。その是正に手間が掛かり一週間近く工程が遅れてしまいました。
我々のような工事監理ができなければ、見落としていた不具合があったと言うことになります。
この様な事例はよくあることで、大手ハスメーカーであれ、実績の多い工務店であれ、やはり第三者が責任を持って現場を見ることの大切さが分かることと思います。
設計事務所が工事監理することの意味と価値を考えてみていただければ幸いです。
詳しくはこのWebページの「建築家の仕事」を参照ください。
https://www.atelier24.jp/tateru/job.html
建築閑話:https://atelier24blog.blog.fc2.com/blog-entry-634.html