地盤改良工事
「磯辺の家」の地盤改良工事に立ち会いました。
海岸に近く地盤があまり良くないので地上面から9m深くまで地盤に強度を持たせるために改良します。
セメントによる直径216.3mm長さ9mの杭状のものを構築します。
これを33本つくり地盤を安定化させ、その上にのる建物本体が沈下しないように改良します。
今回の工法はスクリューフリクションパイル(SFP工法)といって、従来の柱状改良というセメントミルクと土を撹拌しながら掘削し、土の中にコンクリートの柱を造ってしまう工法に代わる比較的新しい工法です。
セメントミルクと土を攪拌させないので、汚泥の処理が不要になります。
1本目の試験杭で、支持層となる深さ9mでの地盤強度確認し、セメントミルクの充填料を確認して、施工指示しました。
鋼製の杭先端部材。回転させことで掘削し、目標深度でケーシングから切り離す。
ケーシングを抜きながらセメントミルクを注入する。