建築主のメッセージ:外ごはんが楽しいルーフテラス:谷津の家
それぞれの住まい方 #2 谷津の家
外でありながら室内とつながるルーフテラス、室内でありながら外へと広がるリビング。
この2つの連続する空間にいつも家族が集まる。
空が広がり光があふれ、プライバシーが守られた2階のこの空間が我が家のリゾート。
最初から建築家に。それだけは最初から決めてました。
海辺のリゾートのような家。
家族が集うリビング、光と影を楽しめる空間とプライバシーが守られた家。
家族の団らんを重視しつつ、プライベートも大切にしたい。
リビングダイニングとルーフテラスがほしい。
リビングを中心にした動線の確保。
家づくりへの想いがいっぱいありました。
それと同じくらい、不安もありました。
資金計画や住んでいたマンションの売却のこと、建築家が建てる家がイメージできず、はじめはいろいろ心配でしたね。
実は家づくり以外にも。建築家選びの大切な基準は・・
飯沼さんには銀行との交渉タイミングの相談や、交渉にも立ち会ってもらいました。
マンションの売却に関するアドバイスまでしてもらって、設計、建築以外の相談にものってもらえて心強かったですね。
たくさんの話し合いの時間を重ねる中で、アトリエ24の、というか、飯沼さんの責任感や「家づくり」への想い、考えに共感するようになりました。
建築家を選ぶ時には、近いことはもちろん大切な要素だと思いますが、やはり、
- 施主の漠然とした想いへの理解力
- さまざまな不安を解消するためにアドバイスし、行動してくれるコンサルティング力
- 責任感、プロジェクト管理/遂行能力
が大切だと思います。
飯沼さんは、これらの点で、安心させてくれる建築家でした。
外からの視線を気にせず自由に暮らせる心地よさ。
ルーフバルコニーとつながるリビングは、室内にいても外を感じることができ、時間に応じた光を楽しめて一番好きな場所です。
場所によって、それぞれの風景があり、光の入り具合が変化します。
家の中にいて、季節ごとの景観を楽しむことができます。
外からの視線を気にすることなくオープンな空間に暮らす。
カーテンもブラインドも必要ない、安心で自由な生活スタイルをこの家で実現しました。
外ごはんと観葉植物が増えた。
リビング・ダイニングとつながるルーフテラスでは、気持ちのいい日にはいつでも食事を楽しめるんです。
だからバーベキューや外ごはんが日常になりました。
冬でも光が燦々と降り注ぐこともあって観葉植物が増えました。
植物の世話をしたり、掃除をしたり、車をいじったりと、休日は家で過ごす時間を楽しんでいます。
小学生だった娘たちも既に大学生に。
この家に来てから約10年。
家族みんながこの家と一緒に成長してきました。
小学生だった3姉妹がいまや大学生となり、もちろんその間には様々な出来事がありました。
この家に囲まれて、家族一人一人が年齢を重ねながら成長し、家族がより親密に、より深い絆で結ばれたように感じています。
この家の大きな吹き抜けが一人ひとりのスペースと家族が集うリビングを1つに包み込むように、ここに住まう私たち家族は、日々、一体感が増していくように思います。
この家のデータ
場 所 | 千葉県習志野市 |
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家族構成 | 夫婦、子供3人 |
延床面積 | 144.20㎡(43.7坪) (ガレージ面積26.62㎡含む) |
構 造 | 木造 地上2階建 |
竣 工 | 2009年6月 |
特 記 | 次世代省エネ基準、耐震性等級3 |